【独学VS予備校】公務員になるにはどちらがよい??
こんにちは。
今回は公務員になりたい人が気になる
公務員試験の準備をするにあたって
「独学、予備校、どちらがよいか?」
というテーマについて私の意見を書かせていただきたいと思います。
※結論から言えば、
〇学生の方は、予備校を活用した方がいい。
〇再チャレンジ(予備校既習者)や社会人転職組は、独学の方がいい。
と、私は考えています。
以下にそれぞれ理由を述べたいと思います。
◆学生の場合、学校の授業の延長のように予備校を活用した方がいい。
もちろん、人によって適切な学習方法は異なります。
ただ、学生の方々で、学校に通いながら公務員試験の準備をしようとする人は、予備校を活用して、予備校を学校の授業の延長のように準備を進めた方がいいです。
その理由は、以下の2点です。
1.予備校が提供するカリキュラムは、内容的に初めての人が一から学んぶように組まれている。
2.予備校が提供するカリキュラムは、タイムスケジュール的に現役の学生向けに組まれている。
まず、予備校のカリキュラムは、やはり合格するためのエッセンスが多く含まれています。
公務員試験を何年も分析している講師が教えるので、公務員に合格するために有益な情報も多いです。おそらく、予備校のカリキュラムをきっちり最後までこなせば、かなり合格率は高まると思います。
ただし、予備校は費用も高いですし、カリキュラムの内容的にも、一から学ぶ人が合格レベルに達するために、じっくり時間をかけてやりますので、正直むだな時間や情報も含まれます。
また、予備校のカリキュラムは基本的に現役の学生向けに組まれています。
ですので、学生が授業を受けて、その後に無理のない範囲でカリキュラムが組まれています。つまり、学校と予備校の両立することに主眼が置かれていますので、学校の授業がない既卒/留年の再チャレンジ組や、短期間で試験の準備をしなければならない社会人などにはフルの予備校の活用は向かないと思います。
◆再チャレンジ(予備校既習者)や社会人転職組は、独学の方がいい。
私は、公務員試験は基本的に独学でも十分合格できる試験だとか考えています。
予備校を活用するもっとも大きな意味は、ペースメーカーになることです。
予備校のカリキュラムをペースメーカーにして、そのとおり準備していけば、公務員試験本番にはちょうど合格できるレベルに仕上がるというものです。
上でも書きましたが、予備校は初めて公務員を受ける学生向けです。
もちろん、既卒/留年の再チャレンジ組や、社会人転職組が、
経済的かつ時間的な余裕があれば、予備校を活用することも悪くはないと思います。
既卒/留年の再チャレンジ組は、もう一度公務員試験を経験しているので、あとは前年の不十分だった点を補強するだけであり、本番に向けてのペースも現役の学生よりは分かっているはずなので、予備校を使う必要はないと思います。
また、社会人転職組は、何と言っても時間的余裕がないと思います。
ただ、社会人になっている人は、自分を律して作業を進めていく能力は、学生より高いはずですので、限りある時間内で、合格できる最短のルートを独学で進むことが十分にできると考えます。
◆一番大切なことは信頼できる相談役を見つけること
予備校を活用するにしても、独学するにしても、もっとも重要なことは
信頼できる相談役(=コーチ)を見つけること
だと考えています。
以前に別の記事でも書きましたが、
公務員試験は、勉強法と受験先の選び方(併願)を間違えなければ、必ずだれでも合格できる試験です。
この「勉強法」と「受験先」を間違えないためには、やはり経験のある相談役(コーチ)にしっかりアドバイスをもらうことが、もっとも重要かつ効率的だと思います。
そういう意味では、予備校を活用すれば、講師などに相談できる機会が必然的にあります。
ただし、相談だけだったら何もフルにコースの費用を払う必要はなく、相談だけのコマを取ればいいだけのことでしょう。
また、予備校の講師やチューターは、たくさんの人を相手にしているので、やや一人当たりの対応が浅くなる可能性があります。
適切な「勉強法」も「受験先の選び方」も、そんなに難しい事ではないのですが、自分だけでそれらに行きつくことは、よほど容量の良い人でないと無理でしょう。
独学が怖いのは、それが最善と思い込んで、間違った道をただひたすら進んでしまうことです。
ですので、できるだけ早く信頼できる相談役(コーチ)を見つけて、その人に定期的にアドバイスを受けることをお勧めします。
(私も微力ですが、自分と同じ公務員を目指している方々の力になりたいので、いつでも相談に乗ります。よかったらDMください(^^)/)